プロジェクトNo.16 仕事ぶりの悪い男とは?
- 仕事中、周りへの気遣いができない【女性, サービス/カスタマーサポート, 24歳】
- 真面目じゃないのはカッコ悪い【女性, サービス/カスタマーサポート, 31歳
- なにが起ころうとカヤの外、仕方なく仕事をしている。【女性, サービス/カスタマーサポート, 39歳】
- 責任を取らないのに、成功は自分のもの【女性, 事務職, 33歳】
- 自分が間違えたことを認めようとせず謝らない【女性, 事務職, 34歳】
- パソコンは分からないものと開き直る【女性, 事務職, 41歳】
- やっていることに誇りが無い【男性, その他技術者, 45歳】
- 新しいことが出来ない。自分の考えを変えない【男性, 営業/マーケティング, 44歳】
- なにをしてもおそい。わからないのに人に聞かない【男性, 役員, 63歳】
今回取り上げるのは、「仕事ぶり」。
男性たちの仕事への姿勢や能力について辛辣な意見が多数飛び出した。
「やる気がなく部下や同僚に頼りきりで自主性・向上心がない。楽することばかり考え
ていて自分の仕事がなければすぐに帰る」
これは、新潟県の事務職の男性(29歳)から。「自分を持て、勉強しろ」と部下を頭ごなしに叱るだけの上司が実は、同じように部下からマイナス査定されているのだ。
奈良県の女性(34歳)は、「デスクがぐちゃぐちゃ。ゴミと共存している状態」と。整理整頓ができない者にロクな仕事はできない、と穿った視点で上司を観察する。
東京都の管理職の男性(28歳)は古株の老害について、次のように指摘する。
「長い間、同業についている人たちは、そこそこ仕事はできるのだが、変化に乏しい。
会議をやっても、稟議書の内容も。古い知識から新しいものを気付く手助けをもっとし
て欲しい」
「上司に頭を下げてばかり。自分も仕事ができないくせに部下にはえらそう」と静岡県の女性(25歳)は、中年男性が陥りがちな権威主義に強烈な冷や水を浴びせる。
石川県の43歳の女性は、父親を諭すような語り口で助言してくれている。
「歳をとっていても知らないことはあると思う。知ったかぶりせず、教えたり教えられ
たり、背伸びしない姿勢がよいのでは?」
大阪の回答者たちも辛辣だ。
上司が部下の成長を期待し、心を込めて叱咤激励する。このことは企業活動の中で、当たり前のように議論されるし、人材育成はつねに経営者や管理者を悩ます課題である。
しかし一方で、上司が部下から教わり育つ、という視点は忘れられている。
人は教え教わり生きるものである。部下を頼もしい人物に育てたいなら、上司がその範を垂れねばならない。尊敬に値しないから、尊敬されないのである。決して、若者の礼儀知らずのせいばかりでもない。
執筆:曹堆良

