プロジェクトNo.18 好きな映画監督は誰ですか?
■2位に輝いたのが、黒澤明監督。
映画界の巨匠と言われ、世界中の映画関係者から尊敬を受けた氏は、1位のスピルバーグ監督へも多大な影響を与えたと言われている。職人のように些細なところまで完璧に映画を仕上げていくと言われた、黒澤監督の作品を支持した理由には、「いろいろな事にこだわりを持っていた。それが映画にもいかされていた。(61歳・男性)」「子供の時、寒い小さな映画館で『隠し砦の三悪人』を最初に見たのが始まり。その後『七人の侍』を。大げさなセットではなく、役者から滲み出る圧巻される迫力への演出と、決して妥協しない姿勢をすばらしいと感じる。(59歳・男性)」という、映画職人としての功績を評価したものが見受けられた。また、「フランスに留学していた時、映画の話になり、日本人映画監督であるクロサワは有名だといわれた。(33歳・女性)」など、カンヌ映画祭やヴェネチア映画祭でのグランプリや作品賞など、海外での高い評価を知ることで、その素晴らしさに気づかされた若い層もいるようだ。
【その他の意見】
- 戦後、日本の映画を世界の舞台に飛躍させた功績大。ハリウッドにも影響を与えた。(広島県,男性,64歳,定年退職者)
- 演出が派手(富山県,女性,43歳,主婦)
- 日本映画を全世界に広めた功績は大きく、日本の伝統や躍動感あふれる俳優の演技は今でも色あせない名作ばかりである。(兵庫県,男性,43歳,専門職/管理職)
- いろいろな事にこだわりを持っていた。それが映画にも生かされていた。(埼玉県,男性,61歳,専門職/管理職)
■3位からもさらに日本人監督が続く。たくさんの人々から愛された『男はつらいよ』シリーズで有名な、山田洋次監督。
「寅さんシリーズを楽しみました。(69歳・男性)」や、「寅さんを見て好きになった。(60歳・男性)」という年配男性からの支持の他、「『男はつらいよ』を見て山田監督を知った。人間の情けなさ、弱さなどをありのままに描写しつつ、温かく見つめる監督の視点が好き。(29歳・女性)」という若者の支持もあり、国民的アイドルだった寅さんは、今もなお人々の心を捉え続けているのだろう。また最近では、2002年のキネマ旬報ベスト・テンで、『たそがれ清兵衛』が、日本映画の第一位に輝いたが、これを観てファンとなった人もいるようだ。
【その他の意見】
- 勇気を与える映画を見せてくれます。(大阪府,男性,38歳,自営)
- 地域づくりにも貢献しているので(東京都,男性,42歳,事務職)
- 人間を見る目の優しさ。(埼玉県,男性,63歳,定年退職者)
■4位は、アニメーション作家でもある宮崎駿監督がランク・イン。
宮崎監督と言えば、2002年に『千と千尋の神隠し』がベルリン映画祭で作品賞に選ばれ、日本映画界の興行に大いに貢献した。「いつも高品質なアニメを作ってくれるから好き。(45歳・男性)」や「大人も楽しめるアニメーション作りだから。(29歳・女性)」という意見の通り、普段は心の奥に隠れている、子どもの頃に感じていたピュアな気持ちや物事に対する真摯な姿勢を思い出させてくれるのが、大きな支持を集めた理由ではないだろうか。
【その他の意見】
- 世界に誇るアニメ映画を沢山作ったから。(神奈川県,女性,35歳,自営)
- 地とにかく、あの世界観が好きです。(千葉県,女性,36歳,主婦)
- 空想の世界に自分が引き込まれてヒロインになった夢を見られる。(福岡県,女性,38歳,主婦)

