プロジェクトNo.19 好きなお笑い芸人は誰ですか?
数年前、ダウンタウンの松本人志が「芸人が女優と結婚となると逆玉の輿だと世間は騒ぐが、もうすぐ芸人と結婚することが憧れになる時代が来る!」と言っていた。確かに今や、お笑い芸人と言えば、憧れの職業。お笑いが「恥ずべき仕事」でなくなった現代の人気投票を見てみよう。
■ お寺の数ほど、笑いたい?
■アンケート内容:「好きなお笑い芸人は誰ですか?
■アンケート回答者総数:343名
■アンケート結果:1位:明石家さんま(64票)
2位:ダウンタウン(25票)
3位:ビートたけし(24票)
4位:オリエンタルラジオ(15票)
5位:桜塚やっくん(13票)
■ 2006年9月に、『天満・天神繁昌亭』が大阪市北区にオープンした。
桂三枝さんが発起人となり、「戦後絶えてしまった定席の復活」を目指し尽力されたそうだ。また、2007年4月には、池田市に『池田市立上方落語資料展示館(愛称:落語みゅーじあむ)』もオープンした。古くから北摂で、落語文化の拠点となり、上方落語へ貢献してきた同市の伝統を伝えるために、日本で初めて建てられた、市立の落語資料展示館だそうだ。
落語は、江戸期から明治期ごろまでにその原型が完成したと言われるが、元々は浄土宗の説教話にあるらしい。その発祥と言われる寺は、京都にある。仏の教えを、いかにわかりやすく庶民に伝えるかを考えたその寺の和尚が、生活のあらゆるシーンの中にある滑稽な話を、今でも落語の大切なポイントである、「落ち(さげ)」をつけて説いたと言われている。現代のお笑い芸人たちにも、この和尚の遺伝子が継承され、マスメディアを通し、多くの人々を笑わせているのかもしれない。
しかし、大きな振りや音、道具などを使わず、基本的に話術だけで人を笑わせる、落語を原点とする高度な技術を習得しているお笑い芸人がどれ程存在するのかは、様々なメディアや、視覚効果などが発達した現代では、わかりにくい。
質問への有効回答数は、17歳から81歳までの、343名。男女比率は、男性47%に、女性が53%。最も多い回答年齢層は、30代、続いて40代、50代、20代、60代、10代、70代と続く。
2位以下に大きく票をあけ、最も多く支持を集めたのが、今やトーク番組の司会者として、ひっぱりだこの、明石家さんまさん。
「ポイントをつかみ、切り返すタイミングが素晴らしい。(59歳・男性)」や、「とにかく、トークがおもしろく、つっこみも最高!(34歳・女性)」に見られるように、その話術を褒めると同時に、「常に他人を思いやりながら、なごませる雰囲気が素敵だと思う。(43歳・女性)」や「なにか可笑しさの中に優しさや思いやりを感じさせる人です。(49歳・女性)」というように、人を笑わせながらも、そこからにじみ出る人間性を支持する意見もみられた。明石家さんまさんは、元来落語家としてデビューしている。1974年に、2代目笑福亭松之助氏に弟子入りし、当初は「笑福亭さんま」と名乗っていた。もちろん元来持ちあわせた、性格の面白さもあるだろうが、この頃に修行した、噺家としてのノウハウが、万人を笑いの渦に巻き込むトークを、習得させるに至ったのではないかと想像できる。
- 存在がギャグです(東京都,男性,54歳,事務職)
- 常に他人を思いやりながらなごませる雰囲気が素敵だと思う。(神奈川県,女性,43歳,自営)
- いるだけでおもしろい(神奈川県,男性,49歳,事務職)
- トークが絶妙で子供の頃から好きです。さんまさんの司会のテレビをよく見ます。(神奈川県,男性,37歳,営業/マーケティング)
- 回転の速い話術(神奈川県,男性,53歳,自営)
- この人は外せないでしょう!!!(岡山県,男性,39歳,無職)
- とにかく、トークがおもしろくつっこみも最高!(神奈川県,女性,34歳,事務職)
- とにかくトーク番組の司会はピカイチです。(大阪府,女性,40歳,主婦)


