プロジェクトNo.20 好きな女優(海外)は誰ですか。
近年、女性の強さにばかり注目が集まりがち。しかし、消費者が憧れるのは必ずしも強さばかりではない。そのことが今回のアンケート調査で浮き彫りになった。「好きな女優(海外)は誰ですか?」という質問に対する回答者の意見は、現代女性の自己実現欲求の縮図であるだろう。
■ 人は、シンデレラ・ストーリーがお好き?
- アンケート内容:「好きな女優(海外)は誰ですか。」
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アンケート結果:
- 1位:オードリー・ヘップバーン 40名
- 2位:メグ・ライアン 25名
- 3位:ジュリア・ロバーツ 20名
- 4位:アンジェリーナ・ジョリー 16名
- 5位:キャメロン・ディアス 12名
■女性には、多かれ少なかれシンデレラ願望がある。
白馬にまたがった王子様が現れて、自分を厳しい現実から救い出してくれる。あるいは、思い描く理想通りの男性と巡り会ってたちまち恋に落ち、そして一生を幸せに暮らす。そのような、他人への依存心が高い女性たちの心理を、アメリカの作家、コレット・ダウリングが1981年にその著書の中で、「シンデレラ・コンプレックス」と名づけた。その現象は、差があるにせよ、多くの女性たちの中に存在し、そして映画の中でもその概念はしばしばコンセプトとして使われている。
その結果が今回のアンケート、「好きな女優(海外)は誰ですか。」という問いに表れたようだ。質問への有効回答数は、18歳から73歳までの、263名。男女比率は、男性49%に、女性が51%と、女性の回答数の方が僅差だが多い。最も多い回答年齢層は、30代、続いて40代。以下50代、20代、60代、そして同数で10代と70代という結果。
ダントツで支持を受けたのが、『ローマの休日』(1953年)で一躍世界中の注目を集めた、オードリー・ヘップバーン。
英国籍を持つオードリーは、もともとイギリスを中心とするヨーロッパで、映画や舞台をこなしていたという。その彼女が、アン王女役で、ハリウッドのスクリーンへ大抜擢されたこと自体が、シンデレラ・ストーリーを体現している。
- 「『ローマの休日』を見て。(女性・34歳)」
- 「『ローマの休日』に出演するヘップバーンは、とても可憐で、新風を巻き込んだ。(52歳・女性)」
というように、オードリーを好きな女優として支持した多くの女性たちは、その理由に、『ローマの休日』を観たことがきっかけだと挙げている。
男性たちが挙げる理由も同じく『ローマの休日』が始まりとの回答が多い。
- 「『ローマの休日』を観てから。(53歳・男性)」
- 「35年前に見た『ローマの休日』で大ファンに。(51歳・男性)」。
- 父が好きなので、物心ついたときから一番きれいな女性だと思って育ってきた。ローマの休日(大阪府,女性,48歳,主婦)
- 「ローマの休日」を学生時代に見て、とても美しい女優さんだと思いました。出演作品は全部見ました。(神奈川県,男性,37歳,営業/マーケティング)
- 35年前に見たローマの休日で大ファンに(神奈川県,男性,51歳,専門職/管理職)
- 「ローマの休日」で見せた可憐な演技は忘れられない。(兵庫県,男性,43歳,専門職/管理職)
- センスが良かった特に若い時はチャーミングだった。(埼玉県,男性,61歳,専門職/管理職)
- 「ローマの休日」これは、とても可憐で新風を巻き込んだ。(埼玉県,女性,52歳,主婦)
- 永遠の憧れ(埼玉県,女性,35歳,サービス/カスタマーサポート)
- 永遠の美女、ローマの休日(福岡県,男性,49歳,自営)

